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夏場の熱中症対策

7.72015

運動後の牛乳で◯◯が増える?身近な食材で熱中症対策!

運動後の牛乳で◯◯が増える?身近な食材でつくる暑さに強い体

牛乳 熱中症

 

暑さに強い体とは

 

体温は37℃付近に調節されています。体温とは厳密に言えば脳の温度で、体の中心に近い部分のことです。この体温がたった0.1℃上昇しただけで、私たちは暑さを感じ、皮膚の血流が増加し、皮膚表面からの熱放散をさせようとします。また、汗をかきそれが皮膚表面から蒸発することで体温を調節します。つまり皮膚の血管が広がりやすく血流が増えやすい人や汗っかきの人ほど「暑さに強い体」といえるのです。

 

運動後の牛乳で血流が増える?

牛乳 熱中症対策

暑さに強い、それはすなわち皮膚の血管が広がりやすく血流が増えやすい人や汗っかきの人、でしたね。では、どうすれば熱放散の効率を上げることができるようになるでしょう。

 

ポイントの1つが血液量(血流量)です。運動習慣のない人の血液量は、体重の7%ですが、マラソン選手はその倍近くあります。血液量が増えると、心臓は多くの血液を皮膚に流すことができ、汗を作る汗腺にも汗の原料となる水分、電解質が行き渡り、汗をよくかけるのです。

 

そしてこの血液量を増やすには運動直後に牛乳などの乳製品を飲むことが効果的だと言われています。これは運動の直後、肝臓ではアルブミンというたんぱく質の合成が進みます。このタイミングで乳蛋白質を取ると、それがアルブミンの原料となることで合成が促されるのです。合成されたアルブミンは血液中に放出されますが、分子のサイズが大きいため、血管の壁を越えて外に出ていきにくく、結果血液の浸透圧が上昇して血管外から水分を引き込み、血液量が増加します。簡単に説明すると、アルブミンの増加により血管内が外より「濃い」状態になり、それを薄めるために血管外から水分が入るため血液の量が増える、という仕組みです。

 

乳製品の種類は?

乳製品 熱中症
ポイントは運動後に「たんぱく質」をとること。そのため、牛乳ではない、低脂肪乳やヨーグルトでも同様の効果が得られると考えられます。牛乳などの乳製品をとるとお腹を下してしまう方などは、チーズなどに代えてみてもいいかもしれません。また、合わせてクラッカーや蜂蜜などを取ることもおすすめします。糖質から合成されるエネルギー源が運動によって不足すると、筋肉が分解されてしまうからです。

 

上手に乳製品を活用していきましょう♪

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