いつも厚意にしていただいている清水整体療術所の清水院長（埼玉県国体トレーナー）の紹介で埼玉県にある蕨市テニス協会様主催の熱中症対策講習の講師としてお招きいただきました。
毎年、大手のドリンクブランドさんなどが登壇するということで緊張しておりましたが、会長の田代様や参加者の方々のお気遣いで無事にお話しすることができました。
とても喜んでいただき、来年の熱中症対策講習も予約をしていただきました！
（熱中症対策講習のお問合せ→048-424-7824）
このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

今回の参加者はコーチやサークルの代表者などに多く御参加いただいたということもあり、一般的ではありますが改めて熱中症になってしまった時の「１度、２度、３度」をお伝えさせていただきました。
これは何かというと熱中症にかかってしまったときの症状の重さで対処の目安を決めたものです。

・Ⅰ度：　現場での応急処置で対応できる軽症
・立ちくらみ（脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる）
・筋肉痛、筋肉の硬直（発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り）
・大量の発汗

　・Ⅱ度：　病院への搬送を必要とする中等症
・頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

　・Ⅲ度：　入院して集中治療の必要性のある重症
・意識障害、けいれん、手足の運動障害
・高体温（体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病）
（引用：公益財団法人全日本病院協会様「熱中症について」より引用させていただいております。）

 

 （緊張して字が・・・）

【２度以降の進行が怖い熱中症】

熱中症の怖いところはある程度、重度になるとどんどん重度が増してしまうところです。
早めの対処をしなければあっという間に危険な状態にまで進行してしまいます。
自覚症状が出てからでは遅い場合がありますので、早め早めの対処でいかに「ならないようにする予防」が大切です。
なってしまった時の事を考えることも大切ですがそれ以上に予防が大切です。
しっかりと普段の生活から水分補給をし、基礎体力をつけ、暑熱順化をおこなって７月、８月の暑さを迎えましょう。