【隠れ脱水のメカニズムとは？！】

昨日は自転車に乗っている30分だけ雨に降られた高野です。。。
前回は隠れ脱水を防ぐことでマラソンシーズンを快適に戦い抜ける
ということをご説明いたしました。
マラソンシーズン到来！隠れ脱水を防ぐには？！

今回はその「隠れ脱水はなぜ起こるのか？」ということについて
言及していきたいと思います。

【水分はどうやって失われていくか？】

冬場の脱水における本当の恐ろしさは“知らず知らず”に
症状が進んでいくというところです。
近年では夏場での熱中症や脱水症への注意喚起が盛んな
ことからだいぶ意識が変わってきており、飲み物や
飲み方などネットの影響もあり、良いといわれる情報を
簡単に得ることができるようになりました。
そして冬場は寒いということもあり、水分を摂るのが
おっくうに感じたり、水分を失っていることに気づき
にくかったりで、根本の飲む量が少なすぎて、結果
脱水が進んでいたということもありますが、他にも
要因としては外気が乾燥しており、それを吸う事で
体内の水分が失われる可能性も考えられます。
つまり寒い時期は自覚がないまま脱水が進んでおり、
そのまま放っておくと、様々なトラブルへと発展し
やすい状況が知らず知らずのうちに作られていると
いうことです。
なので、冬でも夏場同様に水分補給を意識的に、
しかも日常的におこなう必要があるのです。

 

 【体の構成成分は？？】

水分補給の前に知っておいてほしいことがあります。
それは体を構成している成分です。

水分・・・・・・約７０％

たんぱく質
糖質（炭水化物）
脂質
ビタミン
食物繊維
etc
これらが・・・・・約２６％

ミネラル・・・・・約４％

で、できていると言われています。
もちろん個人差はありますが。

体の６０～７０％を水分が占めております。
赤ちゃんは７９％が水分だといわれています。
だからぷにぷにしているんでしょうかね！
この水分７０％、その他が３０％という比率は
われわれ生物が海から生まれたという仮説の
ひとつとして言われています。
実は地球も海が７０％、陸が３０％でできています。
だいたい同じ比率なんです！
そして体の構成成分のミネラル以外の９６％はすべて

「Ｃ（炭素）、Ｎ（窒素）、Ｏ（酸素）、Ｈ（水素）」

から成り立っています。
この４元素とミネラルはすべて海の中にあるのですが、
動物が海で生息していたとされるころの体液組成を、
３億年たった今も持ち続けているそうです！
３億年てすごいですよね！
人の体でミネラルは「Ｎａ（ナトリウム）、Ｋ（カリウム）、
Ｃａ（カルシウム）、Ｃｌ（塩素）、Ｍｇ（マグネシウム）」

等、２０種類程度が必要といわれています。
この人体に含まれる体液が海に近い成分とされているので
人間は海から作られたと言われています。

このことから人は水とミネラルで構成された液が
必要不可欠だとお分かりいただけると思います。
逆にこの水分とミネラルが失われると生命活動も
失われると考えられます。
人の体液とは

『水とミネラルを含んでいる液体』

を差していると考えられます。

水がなければ生きられないのは
魚も人もその他の動物や植物も
同じなんですね！

水の大切さがわかってもらえたでしょうか。

次回は水の性質についてお話したいと思います！
今日も最後までお読みいただきありがとうございました！

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